こんにちは。紺野です。
自粛生活、いかがお過ごしですか?
2020年が時代の大きな変わり目になりそうなのは、もうここまで来ると誰の目にも明らかに見えます。
世界がこんなことになっちゃうなんて、今年の星回りって一体どんなことになっているわけ?と思いますよね。
今年注目されている星のイベントはいくつかあるのですが、その中でも一番見逃せないのは「グレートコンジャンクション」です。
占星術好きな方はどこかで既に見聞きしていてご存知かと思いますが、初耳の方のためにご説明しますと、グレートコンジャンクションとは、木星と土星が合(コンジャンクション)のことを言います。
木星の公転周期は約12年で、土星は約29年なのですが、この2つの星が天空で出会うのは20年ごとのサイクルになります。
ということは、グレートコンジャンクションは20年ごとに定期的に起こるイベントなんです。
この時期は、経済の転換期といわれ、国民の生活に大きな影響を与えると言われています。
これだけだと、確かに変化の時ではあるけど、20年ごとならさほど稀なことでもないように思いますよね。
でも、今回、2020年のグレートコンジャンクションは何が特別かというと、ここに破壊と再生の星である冥王星のコンジャンクションも加わって、同時にグレートミューテーションと呼ばれる、200年ごとの時代の節目でもあるんです。
これは本当に珍しいことで、今まさにこの星回りを経験しようとしているということは、なかなかすごい時代を選んで生まれてきたものだな、と思ってよいかもしれません。
ということで、順を追って説明していきますね。
過去のグレートコンジャンクション
20年ごとにあったグレートコンジャンクションですが、時代ごとに象徴する出来事を見ていくと、そのカラーの違いが見えてきます。
1961年 山羊座のグレートコンジャンクション
高度成長期
高速道路の開通
カウンターカルチャー 学生運動
エネルギー革命(エネルギーの主役が石炭から石油へと移行)
東京オリンピック開催(1964年)
カラーテレビや電話がほとんどの家庭に広まり、冷蔵庫や洗濯機も必需品になる
1981年 天秤座のグレートコンジャンクション
バブル経済 日本経済の絶頂期
高度情報化社会
オフィスのOA化 一般家庭へのパソコンの普及「Windows」発売(1985年)
家庭用ゲーム機「ファミコン」発売
コンビニエンスストアの普及
国際科学技術博覧会(つくば万博)開催。
スペースシャトル初飛行
元号が昭和から平成へ
2000年 牡牛座のグレートコンジャンクション
ITバブル崩壊 リーマンショック
格差社会が問題化 少子高齢社会が進展
携帯電話・スマホの普及
インターネットがコミュニケーションツールとして定着
SNS・ブログなどのサービスが一般化
元号が平成から令和へ
1961年は地の星座(山羊座)でしたが、これ以降は家電が普及したり、だれもが「物」を持つことで豊かになれると思っていた時代ですよね。
1981年のグレートコンジャンクションは風のサイン(天秤座)ですが、ここからインターネットが入ってきて高度情報化社会になっていくのが面白いです。
とはいえ、80年代も車やDCブランドのファッションが売れたりした時代ですので、まだ物質主義の価値観ですよね。
2000年以降は、断捨離ブームやミニマリズムによって「持たない豊かさ」へと価値観が移っていきます。
2020年 水瓶座グレートコンジャンクション
今回のグレートコンジャンクションは12月22日に水瓶座で起こります。
タイトなコンジャンクション(合)は年末なのですが、その序章とも呼べる星配置は2019年の12月から始まっています。
そこからずっと、木星・土星・冥王星が山羊座を移動しながら、年末に水瓶座に移ってすぐにコンジャンクションになるんですよね。(冥王星は厳密にはコンジャンクションではなく、すぐ近くにいる感じです)
地の星座(山羊座)が象徴する物資主義的な価値観が終わり、風の星座(水瓶座)が象徴する、情報とテクノロジー、自由・平等・博愛の精神の時代へと移り変わっていきます。
ということで、明日はさらに、2020年のグレートコンジャンクション関連を掘り下げていきたいと思います!
ではでは〜!