こんにちは。紺野です。
あなたは、誰かを育てたり、教育したり、という機会がありますか?
お子さんがいたり、部下がいたり、お教室の先生であれば、そういう立場にいらっしゃると思います。
人を育てるときに、つい甘やかしてしまったり、どこまで厳しくしたらいいのか悩んだりすることはよくありますよね。
甘やかされることの弊害と厳しくされることの恩恵
無料メール講座「幸運体質になる 7つの星のメッセージ」でも出てきた、最後の2つの星。
木星と土星。
木星は幸運の星、土星は試練の星などと昔から言われていますので、ざっくり、
木星=アメ
土星=ムチ
というイメージです。
ムチなんて嬉しくないし、アメのほうがいいな~と思うかもしれませんが、人の成長にはどちらも必要なんですよね。
アメが適度にあると、人生に対しても自分に対しても明るくポジティブにとらえることが出来ます。
でも、
アメ=甘やかされる
ばかりだと、
大人としての責任から逃れるようになったり、
欲しいものがあっても、ちょっとでも大変だとすぐ諦める 、
ということになってしまいがちです。
過剰に守ってしまうと、可能性の芽まで摘んでしまうことになるんですよね。
ムチばかりだと今度は卑屈になったり、辛すぎて人生を諦めてしまうかもしれません。
ムチ=厳しくされる
ということですが、
適度な厳しさは、自分を律する力を与えてくれますし、何かやりたいことがあったとき、多少の困難があっても乗り越える強さが育ちます。
厳しさを乗り越えてこそのご褒美
西洋占星術での時期選びは、木星の良い時期をいかに使うか、ということが重要なポイントになってくるのですが、木星の力だけでは本当の意味で大きな幸運はつかめないと言われています。
土星の厳しさを乗り越えてこそ、その先の大きな何かをつかめる。
実際、お店で指名No. 1のセラピストや、誰もが羨むようなリッチな暮らしをされているマダムのチャートに厳しい土星があるのを時々目にすることがあります。
これまでいろいろ乗り越えてきたものがあって、今を確立されたのだとわかり、その方の明るい笑顔が深みを増して見える瞬間です。
もしかすると、人より耐えたり我慢をするような場面も少なくないのかもしれません。
土星は乗り越えられない試練は与えないと言いますし、乗り越えれば、それに見合ったご褒美も用意してくれる星だと言われています。
そう考えると、土星の与える厳しさは、ときには愛かもしれないなぁと思います。
人を育てるとき、どちらかというと甘やかすほうが楽で簡単です。
嫌われ役にならなくてもいいし、感情的なストレスも少ないです。
でも、本当にその人の将来を思えば、やっぱりアメばかりではちゃんと育たないんですよね。
自分の持って生まれたものを存分に活かして、輝いて欲しいと思ったら、土星的な厳しさも必要。
人を育てるのは「愛の力」だと思いますが、木星的な愛、土星的な愛のバランスが大事です。
あなたは、木星役と土星役、どちらが得意ですか?