結婚のスピリチュアルな意味とは?〜魂が経験したいと思っていること(その2)

結婚のスピリチュアルな意味

 

幸せな人生を送りたいから結婚する。

そうだとしても、結婚した人の誰もがハッピーというわけでもないんですよね。

 

そんな結婚のスピリチュアルな意味って一体なんでしょう?

 

昨日の記事では、結婚って魂を磨いて成長するための修行みたいなところがあるけど、やっぱり「愛」なんだよ。

というお話しでした。

 

結婚を西洋占星術で観るとき、太陽、月、木星、金星あたりを最初に観ていくわけですが、土星も効いてくることがあります。

土星は責任と忍耐と時間を表す天体なんですよね。

 

結婚して、大好きな人と一緒に暮らせて、あ〜幸せ♪

では終わらないのが結婚です。

 

夫婦になれば、お互い相手に対して責任が生じますし、今まで他人だった生活習慣の違う人と一緒に暮らしていくのは、忍耐が必要な場面も出てきます。

一昔前よりは、自由気ままな奥様は増えているかもしれませんが、やっぱり独身時代よりは自由にはできなくなりますよね。

子供ができたりすると、さらに自分の好き勝手というわけにはいかなくなります。

土星的な制限や忍耐から学んでいること

ここでもやっぱり魂の成長というこことがテーマになるわけですが、この土星的な制限や忍耐を感じながら学んでいるのは何か?というと、それは愛と献身なんです。

 

この世に生まれて、自分が持っているもの、与えられているものってありますよね。

時間、身体のエネルギー、知性。

年齢を重ねれば資産なども増えていったりします。

 

それは、自分の命のエネルギーとその結晶みたいなものです。

 

それをどう使って生きていくか?

自分にとって大切な「命の使い道」です。

愛の器を広げていくための学び

人は、自分が大事だと思っているものに対して、自分の持っている時間とエネルギーを使っていくわけですが、結婚して夫婦になると、そのエネルギーの多くを分かち合うことになるんですよね。

これは、家族になった2人の幸せな人生への献身です。

 

毎日の生活の中で、パートナーとの幸せな暮らしのために、ご飯をつくったり、お金を稼いだり、病気のときは看病したり。

あの人って、どうしていつもああなのかしら。と思ってつい余計なことを言って逆ギレされてみたり。

洗い物を手伝ってくれたはいいけど、食器に泡が残っててイラッとしてみたり。

2人の将来のことも考えて貯金しないと!と考えたり。

 

長く一緒にいればどうにも許せないこと、頭にくることだってたくさんあると思います。

 

ときには、相手のことが自分の命より大切だと思ったりする。

命を投げ出すような極端なことじゃなくても、自分の時間とエネルギーを誰かのためにたくさん費やすというのは、命を与える行為なんです。

 

そういうこと全部、実は愛の器を広げていくための学びなんですよね。

許したり許されたり、相手の責任を負ったり献身的にお世話をしたりする中で、愛する力が成長していく。

恋愛のときのトキメキやキラキラはないかもしれないけど、骨太で本物の愛なんです。

出会いは魂の計画のはじまり

じゃあ、誰もが結婚を通じて魂の成長をする、愛を学ぶと決めて生まれてきているのかというと、そうじゃないんですよね。

今生で学んだり経験したいと思っていることは本当に人それぞれ。

だから、みんなが結婚しているから私もしなきゃ!というのは、魂の計画的には違うかもしれないんです。

 

でも、この人とだったら魂の学びもきっとやっていけるに違いない。と確信できる誰かが現れたとき。

魂の計画の新たな章が始まります。

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