こんにちは。紺野です。
若い頃は、なんでも自分でやってしまえるような、オールマイティな凄い人に憧れていました。
苦手なことや上手くできないことがあると、ダメだなぁと思ってちょっと落ち込んでみたり。
誰もが羨むようなすごい才能じゃなくても、秀でた人ってたくさんいますよね。
それに比べて、自分はどうして手先が器用じゃないんだろう?とか、人に教えたり指示したりするのが苦手だなぁ、とか、人それぞれ思うことってあると思います。
もちろん、経験の少ないことは誰でも最初は上手くできなかったりしますので、例えば大勢の人前で話をするのが苦手だなぁと思っていても、場数を踏んでいるうちに出来るようになることもあります。
でも、何度やっても向いてない気がするし、そんなに興味もないこともありますよね。
上手にやっている人を見ると、すごいなと思いますが、年齢を重ねて自分のことがわかってくると、自分はそれをやる人じゃないよね、と思えてくることが出てきます。
完全な◯(まる)になる完璧な世界
出生図を観ると、その人の得意なことや苦手そうなこと、個性が見えてきます。
ここを伸ばせば伸びるよね、という面も見えてきます。
で、別の人の出生図を観ると、当然のことながら、その人はまた別の得意不得意と個性があるんですよね。
自分が苦手なことは、誰かのすごく得意なことだったりするんです。
時々、この世界は完璧な場所なのかな、と思うことがあるんですよね。
今この世界に生きているみんなの出生図を重ね合わせたら、隙間なくホロスコープの円が星で埋まって、完璧な◯になります。
ということは、自分に足りないものを埋めてくれるたり、良い面を引き出してくれる誰かかがどこかに必ず存在しているし、自分が誰かにとってそういう役になることもある。
人は一人で生きているわけじゃないので、優れた能力やあることだけじゃなくて、実は欠けている部分があることにも意味があるのかな?と思うんです。
ちょうど、パズルのピースがパチンとはまるように、お互い与え合い、求め合う。
欠けているからこそ出来ること
例えば、仕事は好きで上手くいっているんだけど、忙しすぎて家の中を掃除する時間がない人がいたとします。
そもそも、掃除は出来なくないけどそんなに好きでも得意でもない。
だとしたら、すごく得意な人にお願いするものありですよね。
掃除屋さんにお願いして、家中ピカピカにしてもらう。
そうすると、掃除屋さんは自分の得意なことをして報酬をいただいて、家がきれいになって感謝されて。
自分の仕事に高い価値を感じることが出来ます。
そこで、あ~忙しくて掃除もできないなんて、私ってなんてダメな主婦なのかしら。と思う必要ないってことです。
自分に苦手なことがあるからこそ、誰かが活躍できる場所を提供できる。
一人でなんでも出来るすごい人もいいけど、そうやって誰かの素晴らしさに「ありがとう」と言える関係性は美しいな、と思います。
自分一人で完璧な◯(まる)にならなくても、みんなで綺麗な◯になっていけばいい。
そう考えると、自分に何かが足りないからこその価値が見えてきますよね。
優れていても欠けていても素晴らしい。
ということで、今日も素晴らしい~♪一日をお過ごしくださいね!