こんにちは。紺野です。
自分にない能力を持っている人に会うと、すごいな~!私にもそういう能力があったらどんなだったかな?と思うことがあります。
西洋占星術は知性を使う仕事ではあるのですが、私の場合、そんなに思考スピードが速いわけじゃないんですよね。
なので、頭の回転速いな~!と感じる方に出会うと、素直にすごいな~!と思います。
頭の回転が速いゆえの悩み
そういう方のホロスコープを観させていただくと、知性を表す水星とスピードや闘争心を表す火星とのアスペクトを発見したりします。
これがある方は、話すスピードも話の展開も早くて、語り口調もピリッとシャープだったりすることが多いんですよね。
さぞかし何でもスピーディーに出来てしまって、何か問題が起こっても素早く解決してしまうんじゃ?と勝手な想像をしてみたりするのですが、そうとも限りません。
お話をうかがってみると、頭の回転が速いゆえの悩みを持っていらしたりします。
その1つが、他の人たちが不注意に感じてしまうというものです。
思考の回転が早くて次から次へと気が回るぶん、他の人よりいろんなことに早く気が付いてしまうんですよね。
なので、チコちゃんじゃないですけど「ボーっと生きてんじゃねーよ!」と言いたくなってしまうかもしれません。
「どうしてそんなことに気づかないんだろう?」と思うわけですが、それを指摘ほうがいいのかどうかモヤモヤするんです。
もともと考えていることがストレートに言葉に出やすいタイプなので、子供の頃や若い頃は、思ったらすぐにはっきり言葉に出して指摘していたかもしれません。
でも、長年の経験から、言わない方がいい場合もあるんだな、とわかってきたりするんですよね。
でも、気になっちゃうし、周りの人たちがぼけっとしている感じがして、場合によってはイライラしてまうんです。
ダメなところではなく、相手の良い面を見る
こういう場合、持って生まれた能力の差はどうしてもあるので、自分と同じレベルのことを周りの人たちに期待するのは、ある程度諦めたほうがいいと思います。
その人との関係性によりますが、特に自分が上司だったり親だったり、導く立場にいる時には、相手の至らなさや遅さにフォーカスするんじゃなくて、良い面を見るようにしてみます。
見えてないことが多くても、思考がゆっくりでも、それを補って余りあるほどの長所を持っていることもあるんですよね。
そこを理解した上で、その人に合ったやり方、進め方を一緒に考えてみる。
友人知人だった場合は、気になっちゃうかもしれなくても、いちいち指摘しなくてもいい場合もあります。
どうしても伝えなきゃいけない場合は、冗談ぽく言ってみたり、角が立たない言い方を考えてみてください。
大切なのは、自分がすっきりすることではなく、そのコミュニケーションによってどうなりたいのか?相手との関係がどう変わるのか?ですよね。
その場その場のストレスは別の何かで上手に発散する。
そして、さらに一歩先の関係性を考えてコミュニケーション取っていくと、長い目でみたときにはイライラすることも減ってうまく回っていきます。
頭を使うのって、結構エネルギーを消費するんですよね。
あなたの大切な時間とエネルギーですから、本当に大事!と思えることにそのエネルギーを使っていきましょうね!