こんにちは。紺野です。
冥王星とのからみがあり、同時にグレートミューテーションなのもあって、2020年は近年稀に見る時代の変わり目になりますよ、というお話でした。
今はまさに、社会が根本的に変わっていくターニングポイントなんですよね。
まず、昨年末から2020年の年末までの天体の動きまとめてみたいと思います。
■2019年12月3日 木星が山羊座に移動したことで、木星・土星・冥王星が山羊座に集結
■2020年1月11日 土星と冥王星のコンジャンクション
■2020年 4月5日・6月30日・11月13日 木星と冥王星のコンジャンクション
■2020年12月22日 木星と土星のコンジャンクション(グレートコンジャンクション)
ご覧のとおり、木星・土星・冥王星が同じ日に完全にコンジャンクションになるタイミングがあるわけではなく、近い位置にいながらそれぞれ個別にコンジャンクション(合)になっていきます。
グレートコンジャンクションと冥王星
今日は2020年グレートコンジャンクションの「冥王星とのからみ」の部分をお伝えしたいと思います。
冥王星の意味は、
破壊と再生 0か全部 究極的な状態 強制的な変化 変容 権力 原子力
審判の星などとも言われていて、今までのあり方や本質を問うてきます。
通常のグレートコンジャンクションも確かに時代の切り替わりとして影響の強いものですが、ここに冥王星が関わってくると、徹底的で容赦ない変化になる可能性が出て来ます。
木星+土星+冥王星で1つの意味があるわけではありませんので、それぞれ個別のコンジャンクションについて解説していきますね。
2020年1月13日 土星と冥王星のコンジャンクション
土星が意味するものは、
制限、時間、ルール、努力、忍耐、困難、束縛
しかも山羊座にありますので、政治のあり方や社会のルール、長い歴史のある保守的な世界などが改革を迫られるような動きがあります。
しかも、ちょっとした変化ではなく、一度変わったら永遠に元に戻れないような変容。
土星もとても厳しい天体ですし、冥王星もやるとなったら非情なくらいとことんまでやります。
土星は無駄なことをそぎ落とすように働き、冥王星は本質から外れていることをえぐり取るかのようにメスを入れていきます。
そう考えると怖い感じもしますが、今までもこういう天体の影響によって歴史が変わっていったんですよね。
土星と冥王星のアスペクトは独立戦争や民族紛争とも関わりがあると言われているので、諸外国ではこの先数年の間にそんな動きが出るところもあるかもしれません。
2020年4月5日・6月30日・11月13日 木星と冥王星のコンジャンクション
木星が意味するものは、
拡大と発展、保護と恩恵、宗教、哲学、道徳、学問、海外
天体の中でも最大の吉星ですが、ここに冥王星が関わると権力と財力、カリスマ性という意味が出てきます。
だったらまあ、良いことあるんじゃない?経済的にも。と思いたいところですが、過去の例だと金融恐慌などがあり、国際経済に多大な影響のある配置だったりするんですよね。
先日、4月5日に1回目の木星・冥王星コンジャンクションがありましたが、もう現時点ですでに世界的な経済危機に陥っています。
今回の新型コロナウィルスのようなことや大きな災害などが起こると、人の本質も社会の中に潜在的にあった問題も、炙り出されます。
これは、道徳や哲学の星である木星と、審判の星である冥王星の組み合わせなので、私たちのあり方について「本当にそれでいいと思っているの?」と問われている、ということなんでしょうね。
人としての生き方、社会としてのあり方を根本から正してくるような感じです。
2020年におこる木星+土星+冥王星は、今年何かの出来事があって終わりということではなく、ここから始まる大きな変化のきっかけになっていくのだと思います。
ということで、明日はグレートミューテーションとはなんぞや?についてお伝えしたいと思います!