こんにちは。紺野です。
「家族のカルマ」というと逃れられない運命のように聞こえるかもしれませんが、家族から受け継いだ感情や思い込み、思考パターン全般のことをいいます。
ポジティブな性質のものもありますが、世代から世代へ受け継がれているネガティブなものもあります。
これを癒して解消していくことは、今の時代を生きる人に割と共通するテーマじゃないかと思うんですよね。
バリ島で出会ったグルの言葉
私自身が「家族のカルマ」を癒すことを意識したのは、20代の後半でした。
ちょうど瞑想を習慣にしたり、ヒーリングやセラピーを学び始めた頃です。
その頃、インドネシアのバリ島に住む、悟りを開いたグルさんにお話をうかがう機会がありました。
その時、いろいろ質問をさせていただいたのですが、こんな言葉をいただいたのを覚えています。
「あなたの役割は、家族のカルマを癒すこと」
これは特に私の役割というより、今の時代に生きている人はみんなその役割があり、それはとても大事なことというお話でした。
その時ははっきりと意味がわからず、どうやらそうなんだな、と思いましたが、思えば今というときは稀に見る癒しの時代なんですよね。
昔はセラピーや癒しなどというものは無かったし、あったとしても今のような繊細さはなかったのではないかと思います。
なので、トラウマや精神的な傷を受けても癒す手立てもなく、家族の感情的・精神的なネガティブな思いのようなものもそのまま受け継がれてしまったんですよね。
怨念とか無念とか、重たくてそんなの要らないしやめてー!
末代までの呪いとか無理無理~!
と思いますが、カルマや家族のパターンのようなものは、まだ無垢な子供の頃に否応なく刷り込まれてしまうものです。
癒しやスピリチュアルなことへの才能や感受性がある世代
なぜ、今癒しの時代なのか?というのは様々な見方がありますが、1つにはこの時代に生きている人の多くが出生図に持っているアスペクトに関連しているのではないかと思います。
それは、海王星と冥王星のセクスタイル。
1943年~1996年、2014年~2039年に生まれた人の多くが持っているものです。
これは長期間に渡ってできる世代的なアスペクトなので、個人の資質として出るとは限らないのですが、これがある世代は癒しや霊的なもの、芸術的なものに対して高い感度を持っている可能性があるんですよね。
このアスペクトはスピリチュアルムーブメント的なものにも関連しているとも言われています。
世代的に、セラピーや霊的なことに才能や感受性を持つ人が多ければ、そういうものが広まったり流行ったりするのはあり得ることですよね。
冥王星は代々受け継がれるものという意味があり、海王星はセラピーの意味があります。
その2つがセクスタイルで調和的に関わることになりますので、家族のカルマ(冥王星)を癒す(海王星)とも読めますよね。
そういう意味でも、このアスペクトを持って生まれた世代は、先祖代々続くネガティブなカルマを次の世代に渡さないよう、自分の代で終わらせる役割があるのではないか、と思うんですよね。
役割というと言葉が固いですが、今という時代に、それをするつもりで生まれてきている可能性があるかもしれないということです。
ということで、次回はじゃあどうやって家族のカルマを癒すの?ということについてお伝えしますね。