こんにちは。紺野です。
みなさま、お元気ですか?
東日本大震災のときもそうでしたが、ここ最近はニュースを見るたびに、家族が元気でいること、生きていることのありがたさを感じています。
今まで当たり前と思って受け取ってきたことが、実はそうじゃなかったとわかる。
普段は気づかないことに気づける貴重なタイミングなのかもしれません。
冥王星がもたらす変容
時代が変わろうとしている今。
この時期に起こっている出来事は「冥王星」の影響がハンパなく出ている感じがしますので、単に変わるというよりは「変容」といったほうがよいかもしれません。
変化と変容の違いは、「変化」は変わったあとでまた元に戻ることが出来ますが、「変容」してしまったものは、二度と元に戻ることができないということです。
そのため「変容」は蛹から蝶に変わる様に例えられたりするんですよね。
冥王星がもたらす変容というのは、まさに容赦無く徹底的なものだったりします。
そう考えると、ひゃ〜!おそろし〜!と思うかもしれませんが、冥王星をよく見てみると、なんか、写真の右下のあたりにハートマークがあるように見えませんか?
冥王星の愛
この冥王星の模様、ハートマークの発見は2015年。
本当につい最近のことなのですが、この写真を初めてみたときに、ハッとしたのを覚えています。
そうか、愛だったんだ…。
視野の限られた人間の視点からみると、自分が望んだ覚えのない、容赦ない変化が起こるなんて全然嬉しくないわけです。
土星も結構厳しい制限やストレスを課してくることがありますが、冥王星はもっと過酷かもしれません。
そんな御無体な!って感じです。
しかも、冥王星は「破壊と再生」という意味がありますので、今まであったものが壊れたり無くなったり、という経験をすることもあるんですよね。
自分が壊そう、変えようと思っていたわけじゃないのに失うような経験をすると、痛みを伴うこともあります。
じゃあ、そんなことの何が愛なんだ!と思うところですが、やっぱり愛なんです。
冥王星が破壊するのは、変わる必要があるもの。
惰性で続けてきたことや、本当はうまく機能していない状態、人や社会のより良いあり方を妨げるもの。
表面的に維持してきたハリボテのようなもの。
本当は、これ違うよね。
と思ったまま変えられないでいることって、案外たくさんありますよね。
冥王星はそこにガーッと強烈な揺さぶりをかけることで、
目を覚ませ〜!!!!!
とばかりに喝を入れてきます。
私たちって、日常でも人生の様々な場面でも、いろんなものに翻弄されていますし、人目を気にしたり、親や先生や友達や上司や同僚や世の中や…いろんな人の意見や考えに左右されて、いつに間にか本当に大事なことを見失ってしまうことがあります。
そんなときに、冥王星は「本質」に目覚めさせてくれるんですよね。
それは、ほんのりやんわり優しい愛だけでは気づけないことです。
今は世界的にブンブン揺さぶられていて大変なことになっていて、既に壊れつつあるものが出てきています。
でも、冥王星は破壊するだけでなく「再生」の星。
不死鳥のように蘇るパワーがあります。
冥王星の容赦ない破壊の先にあるもの。
そこには今までとは全く違う、何か素晴らしいものが生まれてくるに違いありません。