こんにちは。紺野です。
本格的な西洋占星術のことはよく知らなくても、12星座占いはいろんなところで情報がありますので、「私は〇〇座」というのはご存知かと思います。
この、私は〇〇座というのは、西洋占星術で出生図を観たときの10天体のうちの、太陽が入っているサイン(星座)をいいます。
太陽は当然のことながら、太陽系の中でも最も影響力がある天体ですので、やはり出生図の中でも影響力は強いんですよね。
もう1つ、影響力の強い天体として月がありますが、この太陽と月は合わせて「ライツ」と呼ばれていたりします。
このライツのある星座はその人の性格にもよく現れるわけですが、でも、もっと別の星座の性格も強く出てる気がするよね、と感じることもあるんですよね。
太陽が天秤座で月は魚座なんだけど、星座の性格について書かれたものを読んでみると、なんか蠍座が近い気がする、とか。
自分のホロスコープ持ってないからわからないよ?という方は、こちらのサイトがおすすめです。
生年月日などを入力して、出してみてくださいね。
さらに、ホロスコープの天体やサイン(星座)の記号がよくわからなくて読めない方は、こちらの記事を参考にしてみてください。
私の月星座や金星星座って?ホロスコープを観て「私の〇〇星座は何?」がわかる方法
サイン・オーバーロードとは?
太陽星座よりも、他のサイン(星座)のほうが性格が近い気がするとき、ホロスコープをチェックしてみると、例えばこんなことになっていないでしょうか?
こちらはドナルド・トランプ大統領のホロスコープです。
太陽は双子座で、月は射手座にあります。
さらに、ピンク色の楕円で印がしてある部分を見てみると、蟹座に天体が3つ(水星・金星・土星)が入っているのがわかります。
このように同じサイン(星座)に3つ以上天体が入っている状態を、サイン・オーバーロードと言いますが、この状態だと良くも悪くもそのサインの影響が強く出るようになるんですよね。
トランプ陣営も側近もホワイトハウスのスタッフも、ある意味「身内」で固められているといいますし、国境に壁をつくる政策も、内(アメリカ)と外(メキシコ/外国)をはっきり分け隔てて線引きをする感じが、とても蟹座的な発想に思えます。
特に水星はその人の思考に影響しますので、考え方が蟹座的になるということです。
ちなみに、トランプさんの発言がころころ変わると言われるのは、双子座的でも蟹座的でもありますが、さらに水星と海王星のスクエアが効いていそうです。
このアスペクトを持っていると、本人は嘘を言っているつもりがなくても、言っていることが変わりやすかったり、曖昧だったり、誤解を招く言い方をしてしまうことで段々と信用を失うことがありますので気をつけたいところなんですよね。
ということで、自分の星座ってなんか当たってないかも?と思ったら、まずサイン・オーバーロードを探してみてください。
他の要素も合わせてみる必要がありますが、例えばこのオーバーロードがあるサインに関連することを仕事にするとしっくりくる場合もあります。