パワーストーンは時々浄化をして、クリーンな状態にする必要があります。
浄化の必要がない天然石も中にはあるのですが、いつの間にかネガティブなエネルギーを吸収してしまうものも数多くあるからです。
疲れてしまった石たちが本来のパワーを取り戻す方法をご紹介します。
パワーストーンの浄化にはどんな方法があるの?
パワーストーンを浄化するには様々な方法がありますが、その石によって合わないものもありますので、注意してください。
1つづつ解説していきますね。
薫香による浄化
ホワイトセージを焚いて、天然石を煙にかざします。
これは「スマッジング」と呼ばれる方法で、あらゆるものの邪気を祓い、清めると言われています。
独特のハーブの香りが煙とともに漂いますが、このような浄化方法の注意点としては、「しっかり換気する」ことです。
香りが好きだったとしても、窓を閉め切ってはいけません!
煙とともに、古い、重いエネルギー、いわゆる邪気にも出て行っていただきましょう。
他に、シダーや浄化用のインセンス(お香)等も使用できます。
流水を使った浄化
清らかな湧き水で…が理想ですが、なかなか日常の中では無理だと思いますので、ミネラルウォーターや水道水でも大丈夫です。
私は、天然石をガラスの器に盛って、水道水を細〜く出してしばらく放置する方法で時々浄化しています。
流水で流したあと、柔らかい新品の布やティッシュで拭き取ります。
布が新品でなければ、ティッシュのほうがおすすめです。
流水のあと、太陽に当てて乾かす方法もあります。
綺麗な川や湧き水で浄化する時は、流されないようにネット状の袋などに入れてみてくださいね。
【水に弱いパワーストーン】
アズライト、カルサイト、エンジェライト、スギライト、シトリン、セレスタイト、ターコイズ、マラカイト、クラッククォーツ、セラフィナイト、インカローズ、アラゴナイト、アンバー(琥珀)、ギベオン、クリソコラ、ラピスラズリ、チャロアイト、ラリマーなど
日光浴
太陽の日差しがよく当たる場所に置き、日光浴します。
室内でもOKです。
10分から30分ほどで充分です。
午前中の、なるべく朝早い時間がよいです。
丸い形状の水晶はレンズのように光を集めて発火する恐れもありますので、お気をつけください。
また、色があせる可能性がありますので、石によっては向かないものもあります。
【日光に弱いパワーストーン】
シ トリン、アメジスト、ローズクォーツ、カーネリアン、アクアマリン、クンツァイト、ロードクロサイト、フローライト、アンバー(琥珀)、パイライト、シトリン、カルセドニー、 カルサイト、チャロアイト、ターコイズ、スギライト、ピンクオパール、ラリマー、翡翠、エメラルド、その他色のついた石
月光浴
月の柔らかな光に2〜3時間ほど当てて浄化します。
こちらも、室内でもOKです。
満月か、新月の次の日から満月までの間の日に行ってください。
新月と、満月から新月までの日はこの方法は向かないと言われています。
曇っていて月が見えない日でも有効な方法です。
ほとんどの天然石が浄化できますが、サンストーンや水晶などは太陽のほうが向いています。
音を使った浄化
クリスタルボール、チベタンベル、音叉などの楽器や、ヒーリングミュージックを聞かせて浄化をします。
純粋な音のバイブレーションと共鳴することで、パワーストーンがすばやくクリアーになります。
完全にクリアーになった感じがするまで、石の近くで音を鳴らしましょう。
薫香もそうですが、浄化している最中に自分も癒されますね。
天然塩を使用した浄化
新しい天然塩を容器に盛り、その上にパワーストーンを置くか中に埋めて一晩置きます。
その後で水ですすぎ、拭き取ります。
強力な浄化方法ですが、塩分で変色する石もありますので、注意が必要です。
念のため、石が直接塩に触れないように布や紙を敷いて、その上に乗せるとよいかと思います。
使用した天然塩は再利用せずに必ず処分してください。
塩水で浄化するのは、パワーストーンの光沢が失われる可能性がありますので、おすすめしません。
【塩に弱いパワーストーン】
クリソコラ、ラリマー、レッドタイガーアイ、アンバー、パイライト、セラフィナイト、サンストーン、マラカイト、ラピスラズリ、ムーンストーン、オパール、カルサイト、セレナイト、ターコイズ、クリソプレーズ、エンジェライト、ヘマタイトなど
エッセンスによる浄化
市販の浄化用のエッセンスを使用することも出来ます。
スプレータイプのものは吹きかけて新しい布かティッシュで拭き取ります。
滴下するタイプのものは、新しい布かティッシュに何滴かたらしてパワーストーンを拭き取ります。
とても簡単で、あっという間に浄化できるのでおすすめです。
エッセンスを水にたらして、その水で浄化することもできます。
クラスターによる浄化
水晶のクラスターの上に浄化したいパワーストーンを乗せて、12時間ほど置きます。
浄化だけでなく、パワーチャージにもなります。
簡単でどんな石でも合う方法ですし、クラスターを置いておくとお部屋の浄化にもなりますので、1つ持っていたもよいかもしれませんね。
土による浄化
天然素材の布にパワーストーンをくるみ、3日〜2週間ほど土の中に埋めます。
汚染されていない、土地自体にパワーがありそうな場所で行ってください。
もちろん、人がその埋めた上を通る場所は避けてください。
天然石はもともと地中にあったものなので、ゆっくり休めるのでしょうね。
言葉やイメージによる浄化
心を込めて「ありがとう」と声をかけてあげましょう。
また、パワーストーンがどんどんクリアーに元気になっていく様子をヴィジュアライズ(視覚化)することでも浄化できます。
石が綺麗な光で満たされている様子を思い描いてもよいかと思います。
道具がない場所でもすぐに出来る方法です。
要注意!アクセサリーの浄化には適さないもの
今までご紹介してきた浄化方法はパワーストーン全般に対応したものですが、アクセサリーの浄化にはに向かない方法がいくつかあります。
アクセサリーの加工方法にもよりますが、特にビーズを使用しているものは、水を使ったものと塩を使ったものは避けたほうが無難です。
日光も、退色の恐れがありますので、石によってはご注意ください。
いつの間にか天然石がパワーアップすることもある?
どのくらい頻繁に浄化したらよいですか?と質問されることが時々あるのですが、これは決まりはありません。
持ち主がストレスをためている時には、石も疲れが溜まっている可能性が高いです。
「自分のせいでパワーストーンが疲れちゃってかわいそう」と考えるかたもいるよでうすが、実はそればかりではないんですよね。
持ち主がすっきりクリアーで元気いっぱいだと、石も元気になることもあります。
なので、自分=邪気を発するもの
みたいに過剰に考え過ぎないことをおすすめします。
どんな人の中にも神聖な面はありますからね。
まとめ
ご縁があって、自分のところにやってきてくれた天然石たち。
もともとお気に入りでも、お手入れしているうちにさらに愛着が湧いてくるものですよね。
浄化してあげることで、パワーストーンともっともっと仲良くなってみてくださいね。