こんにちは。紺野です。
夫婦は不思議なもので、お互い好きになって結婚したはずなのに、実は相性がいまいちなことがあるんですよね。
結婚を西洋占星術で観るときは二人の相性だけではなくて、生まれ持った結婚運と結婚の時期運もあわせて観ていくのですが、全てがパーフェクトに良いことはむしろ希で、何かしら二人の間に課題があるのが普通です。
婚活されている方にセッションでアドバイスさせていただくときは、あえて難のありそうな相性のお相手をおすすめすることはありません。
やっぱり、お互いに愛情を感じやすかったり、末永くうまくいきやすい相性はありますからね。
でも、すでに結婚している方で、相性がいまいちで価値観も違くて合わないのかな?と思う場合、その結婚は意味がなくて失敗なのか?というと、そんなことないと思うんですよ。
イライラすることも大変な思いもするかもしれませんが、実はその分、自分を大きく成長させてくれる人かもしれないんです。
あなたを磨いて成長させてくれる人
「自分磨き」という言葉がありますが、例えば宝石を磨くには、研磨をしますよね。
それは大きな摩擦と圧力と、ザラザラした硬い研磨剤が必要です。
柔らかい布で撫でただけでは、つやつやピカピカにはなりませんよね。
そういう意味で、合わないなぁと思うパートナーというのは、あなたにちょっとハードな課題を与えてくれて磨いてくれる人なんです。
夫婦という離れがたい枠の中にいるわけですから、もう、否が応でもでも関わるわけですし、どんだけピカピカに磨かれて成長できることか!
価値観が合わない、自分とは違う人って、理解するのが大変です。
あなたって、なんでそうなの?って思います。
なので、そういう人を理解してわかり合うためには、自分の器を広げないと無理だし、想像力を働かせて、自分ににはない相手の視点に立ってみることが出来ないと、わからないんですよね。
天が与えてくれた、自分磨きのための教材か!ってくらいです。
やっぱり大きな愛、いろんな形
でもね、そういう大変な思いをしても、なんとかやっていこうと思えるのは、やっぱり最初に好きだと思って結婚したからですよね。
お互いに地雷を踏んだり、イライラボタンを押したり、よそ様に見せないような感情の爆発も、家族だから受け止め合える。
愛の形っていろいろですが、喧嘩しながら、お互いの未熟さを見せあいながらも家族でいるというのは、やっぱり愛なんですよね。
理想として思い描いたラブラブ夫婦じゃなくても、十人十色というか、その夫婦ごとの愛の形があるんですよね。
「存在してくれて、私と関わってくれてありがとうね。」
という思いが持てたら、ラブラブ♪を超えたもっと深い愛の境地にたどり着けるかもしれません。