こんにちは。紺野です。
「私はもしかしたら、友達が少ないかもしれない」
そう悩んでいる方は意外とたくさんいらっしゃって、ご相談される際にメインのお悩みとしてではなく、実はちょっと気になっている、寂しく思うことがある。とお話しいただくことがあります。
友達に関する悩みというのは、幼稚園や小学生から始まって、人によっては高齢になってもやはり同じようなことで悩んだりするんですよね。
人間関係の充実度は、やはり人生の充実感や幸せ感に直結しやすいのかな、と思います。
でも、友達がたくさんいればそれだけ幸せか?というと全然そうじゃないと思うんです。
snsを鵜呑みにしないほうがいい理由
今時は、snsをしている方もたくさんいらっしゃるので、友達の写真を目にすることが一昔前より多くなっていますよね。
そうすると、たくさんの人に囲まれて、楽しそうに笑っている写真を見たり、フォロワーや友達がたくさんいる人がいたりすると、
「賑やかそうでいいな。きっと毎日が充実しているんだろうな。」
と思ってしまうこともあるかもしれません。
でも、
それに比べて私は…。
と思い悩む必要はないと思います。
楽しそうな写真に写っている人たちも、実は参加したくなかったけど、お付き合いで嫌々参加したかもしれないですし、気疲れしちゃったから早く終わらないかな。と思っていたかもしれません。
たくさん人が集まる華やかなパーティーに参加して、ふと孤独を感じることもありますよね。
それに、知り合いがたくさんいても、案外みんな、本当に深く付き合っている友達は一握りだったりするんです。
あるお茶会の主催者で、ものすごくたくさんのフォロワーがいる男性とお会いしたことがあったのですが、お話をうかがったところ、知り合いはたくさんいるけど友達は1人もいない。とおっしゃっていたのが印象的でした。
それくらい、snsでわかることは表面的なものかもしれません。
大事なのは深さと自分にちょうど良い距離感
お互いに心を開いてわかりあえたとき。
それが深い話しでも、たわいのない話題でも、嬉しい気持ちになると思います。
独りじゃない感じ。
繋がっている感覚。
孤独感が癒されるのは、そういうときですよね。
そんな風に、腹を割って本音で話せる友達が1人でもいれば十分なのかな、と思うことがあります。
いつも誰かと一緒にいないと気が済まない人もいますが、私はそれは無理なタイプなんです。
一人の時間も家族との時間も大事だし、仕事や勉強に集中する時間がどうしても必要だからです。
頻繁に会う友達がたくさんいると、それだけ時間もエネルギーも使います。
だから、人として好きだと思える人と、自分にとってちょうど良い距離感でいられるのがベストだな、と思っています。
不思議なもので、自分がそういうスタンスでいると、同じように思っている人と波長が合って、ちょうど良い関係になれたりするんですよね。
人によって、心地よくちょうど良い、友達の数と距離感があると思います。
あなたにとっての心地よさを大事にしてみてくださいね。