こんにちは。紺野綾です。
幸せになるために、誰にでもすぐに出来る簡単な方法というのはあるのでしょうか。
「幸運体質になる99の方法」ということで、詳しい趣旨はこちらの記事です。
幸せになれる体質改善!その30は、
「幸せを数える」
ドイツの哲学者であるショーペンハウアーはこのような言葉を残しています。
「自分の幸せを数えたら、あなたはすぐに幸せになれる。」
それは一体本当でしょうか?
あなたは今日、何について考えていましたか?
気がかりなことや心配事について一日中考えてしまうことってありますよね。
脳は本能的に危険を回避するように働きますから、危険なことやリスクのあることなど、嫌なことはよく覚えています。
不快に思うことも取り除こうとしますので、ついフォーカスがそちらに行ってしまいます。
生命を維持するために必要な働きなのですが、不快なことばかり考えていると、ずっと気分がよくないですよね。
あたり前は見えにくい
そして、人間は良くも悪くも「慣れ」ます。
最初はすごく嬉しくて感動したことも、しばらくするとあたり前になってしまいます。
一人で暮らしていたときは淋しいな~と思っていて、のちに結婚して満たされた日々が続いていたのに、しばらくすると相手のやること1つ1つにイライラしてしまったり(笑)
やっぱりこれも、嫌なところにフォーカスが当たってしまっているんですよね。
あたり前になってしまっていることは、なかなか見えにくいものです。
嫌なことや不快なことのほうがある意味インパクトが強いので、焦点が当たりやすいのです。
でも、実際には意識していないけどものすごく恵まれていることは、たくさんありますよね。
「失ってみてはじめてわかる」などという言い回しをすることがありますが、失ってがっかりする前に気がつかないともったいないです。
幸せの在庫チェック
では、どうするかというと、在庫チェックです。
今の自分が恵まれていること、持っているもの、実は幸せなことを客観的にチェックしてリストアップしてみます。
思い出すと幸せになれることでもよいですし、これが無くなっちゃったら残念だったり寂しかったりするかな~と思うことでもOKです。
そして、幸せの基準はなるべく下げてチェックするのがポイントです。
今日のランチ美味しかった~とか、家族が一日元気だったとか。
日本のような安全な国に住めてよかった~とか。
世界には治安が悪く、郵便が無事に届かない国だってあります。
幸せ確認の習慣化
ただ、一回思い出しただけだとまたすぐ忘れてしまうので、これを習慣にしてみましょう。
毎日ノートに箇条書きにして「幸せノート」を作ってみたり、毎晩寝る前に10づつ「今日幸せだったこと」を思い出すようにします。
私も以前に習慣にしていましたが、気分が良くなって心が暖かくなりますし、しばらく続けると考え方や物事の捉え方に変化がでてきたり、面白いアイデアを思いつきやすくなったりしました。
あと、小さなラッキーなことも増えたように感じましたね~。
まとめ
「幸せな要素」を思いつく限りリストアップしてみると、自分が思ってた以上に恵まれていることに気がつけると思います。
もちろん、知らなかったわけではないのですが、普段意識していないので盲点になっていたりするんですよね。
ポケットに美味しいお菓子がいっぱいあるのに、しまい込んで忘れていて、「お腹減った~何か美味しいものないかな~」と探しているようなものです。
味わわないともったいない!
ということで、目の前にある幸せは「スルー」しないでしっかりカウントしてくださいね!