こんにちは。紺野です。
神様のことも自分の人生も恨んじゃいけないよね、と思うんですよ。
でも、自分にものすごい大変なことがあって、なんで私ばっかりこうなるの!と思うときは、文句の1つも言いたくなりますよね。
私もいつだったかそんな時があって、思ったんです。
なんで人生には良いことも悪いことも起こるの?
もし、幸せを経験するために生まれてくるなら、幸せなことしか起こらないければいいのに。
なんで人生って、そうなってないの?
って。
あなたはそう思ったこと、ありませんか?
魂のブループリント
人の魂は、生まれてくる前に、ある程度人生の計画を立ててくると言われています。
それを魂のブループリント(青写真)と呼んだりするんですよね。
ちなみに、出生図(生まれた時の星の配置図)には、この魂のブループリントが描かれていると言われています。
もしそうだとすると、人生で起こるショックなことや嫌な経験も、ある程度自分で計画したことになります。
最初にこれを知った時、私は
嘘でしょ?
と思いました。
だって、嫌な思いも大変な思いもしたくないですよね~。
みんなマゾなの?
って思いますよね。
人生を味わうということ
生まれてきた目的は人それぞれですが、この世でいろいろな経験をして、そこでいろんな感情を味わってみたい、というのは共通してあるんじゃないかと思います。
そのためには、居心地のよい場所で楽しい経験だけしていても無理なんですよね。
例えば、
雪が降った日に、一人で歩いて家まで帰ることになったとします。
朝出がけにご主人と大げんかしてしまったので、迎えに来てとも言いにくい。
寒くて寒くて、しかも、いつもと違う道を来たせいで途中で道に迷ってしまって、スマホの電池もうっかり切らしてしまって、足も手もかじかむし、買ったばかりの靴も泥だらけだし、なんてツイない日なんだろう、と寂しい気持ちになってきます。
そういえば、小学生の頃にも、お姉ちゃんと喧嘩して一人で雪の中を歩いたことがあったなぁ。
昔のことを思い出して、段々と心細くなってきます。
ああ、もう足が痛くて歩けない。
そこへ、薄暗くなってきた道の向こうから、車のライトが近づいてきて…。
ご主人が迎えに来てくれたんですね。
「なんで電話よこさないんだ!」と、やっぱり怒っていますが、心配してくれたのが伝わってきます。
車に乗って、ヒーターから出てくる風でかじかんだ手を暖めながら、じんわり温かな気持ちに包まれていったのでした。
と、これはちょっとした日常的なエピソードですが、この世は光と陰のコントラストを経験するように出来ているので、嫌な経験がないと、良いことがあってもよくわからないんですよね。
人から優しくされたり愛されれば普通は嬉しいものですが、その経験しかないと、それが当たり前のことなので幸せなことだとは気づかない。
それなりに心地よくていい感じかもしれなくても、感動も感謝もさほど感じません。
それが、
長年厳しい経験が続いていて、やっと手に入れた幸せ!
だったり、
人から裏切れたり冷たくされて落ち込んでいたときにかけてもらった、温かい言葉!
だったりすると、
ほろっとくるほどありがたいし、じわーっと心に沁みるんですよね。
生まれてきた目的とか、魂の計画などというと、何か壮大なものだったり、特定の職業を思い浮かべるかもしれませんが、こういう「深い感情」を体験できるのは、地球に人間として生まれたからこそ、なんだと思います。
それも含めていろいろ体験・経験したくて、幸せを感じる経験ばかりじゃない設定なんですよね。
映画やドラマも、何も問題が起こらなくていい人しか登場しないストーリーだと、退屈すぎて人気が出ないですよね。
視聴率が上がらなくてすぐ打ち切りになっちゃいます。
人生も、魂の視点から見ると、わくわくする起伏に富んだストーリーのほうが面白いのかもしれません。
そう思うと、確かに自分で計画したのかもね。という気がしてきます。
これからの人生もいろいろあるかもしれませんが、せっかくですから思いっきり楽しんでいきましょうね!