こんにちは。紺野です。
先日、映画『西の魔女が死んだ』を観ました。
2008年に製作された日本映画なのですが、いつか観ようと思いながら今になってしまいました。
登校拒否になった女の子が、イギリス人の祖母と2人で過ごすひと夏のお話。
このおばあちゃんが「西の魔女」と呼ばれているのですが、苺を摘んでジャムを作ったり、咲いているラベンダーの上にシーツを干して香りをつけたりと、ハーブ好きな人が、こんな暮らししてみたいなぁと思うようなシーンが度々出てきます。
映画に感化されて、ハーブや野菜を摘んで何か作ったりしたいなぁ。と思っていると、早速そんな機会が。
実家の庭にマートル(銀梅花)が植わっているのですが、よく見ると枝に黒っぽい実がたくさんついていました。(※映画にマートルは出てきません)
マートルはアロマセラピーで使う精油にもありますよね。
スーッと爽やかな、ほのかに甘みのある香りです。
精油はマートルの葉から抽出されるのですが、花も実も使えるハーブ。
花は結婚式の飾りやブーケに使われ「祝いの木」ともいわれます。
ちなみに、西洋占星術だと愛と美の女神ビーナスゆかりの植物として金星を支配星としたり、水星を支配星とする場合があるようです。
実家のマートルの木は、広がっている枝を切ることになっていて実は使わないというので、摘んできました。
マートルの実は、お酒に漬けると赤ワインのような色の果実酒になるのですが、イタリアではミルト(リキュール)と呼ばれて親しまれているらしいです。
消化を助ける働きがあり、食後酒として飲まれるのだとか。
これで400gくらいあります。
黒っぽい赤紫色の実。
早速ホワイトリカーで漬けてみました。
この写真で見ると、なにやら黒い物体が浮いていて怖いですが…これから段々色がついてくるはず。
完成が楽しみです。